
2024_03_15
Article number_0006
COLUMN:Hoping for a Big Catch
最後の最後は神頼み
御利益抜群!? 大漁釣守り
御利益抜群!? 大漁釣守り
静岡県焼津市
TEXT by INOUE Hideki
最後の最後は神頼み
那閉神社のお守り
信心はそれほどないと思っていたが、最近神社に行くと家族の健康と共に「釣れますように」と手を合わせ、頭を下げるようになった。
静岡県焼津市の仕事をしている時、地元の人からある神社の話を聞いた。なんでも魚種別のお守り「大漁釣守り」があるらしい。釣り人がよく訪れるという。これは行かねばならない。
約1500年続く那閉神社(なへじんじゃ)の付近にはすぐに海がある。そこからは、駿河湾と伊豆半島が一望できる。ああ、これはご利益がありそうだ。宮司さんにお話しを聞くと、近隣には漁を生業にする人が多く住んでいたことから海上安全、大漁満足の祈願に訪れるのだそうだ。そう、釣り人というよりはプロフェッショナルの漁師さんが訪れる神社なのだ。
お守り見せていただく。かつお、イカ、紅白アマダイ、ブリ、スズキ、ヒラメ。どれも釣りたい魚ばかりだ。しかし、お守りの数は限られており、授与が終了することもあるそうだ。

なぜかカツオを選択。カツオ釣るぞ!
宮司さんに、釣れないというのは殺気が出ているからだと教えていただいた。糸を通して、殺気が魚に伝わると言う。たしかに、ぼんやりとしている時に魚がかかる気がする。殺気が出ているのかもしれない。釣れないときはまず、殺気を消す。それでも釣れないなら、那閉神社を訪れてみて大漁を祈願をしてはいかがだろう。
那閉神社
静岡県焼津市浜当目3-12-13
協力:
いちまるグループ
TAG
#船釣り#海釣り#カルチャー