~楽しさと快適さを支えてくれた逸品~
2024年の釣りシーンを彩った、FISH UP TRAVEL MAGAZINEベストバイTOP10を一挙公開!
「これがあって良かった!」と心から思えるアイテムばかり。実際の釣行での使用感と共にお届けします。
魚との出会いを支え、釣りの幅を広げてくれたアイテムが、あなたの2025年の釣りライフをもっと楽しく、快適にしてくれるはずです!
1位 ダイワ 24 CERTATE
僕が買ったのはLT2500。今年はシーバスをいっぱい釣りたいと思い購入しました。小規模河川や港湾の小さいシーバス用に、Go-Phishのkamometrail(カモメトレイル)60mlと合わせて使っています。そもそも小型番手がなかったCERTATEですが、24モデルは小型番手のラインナップが豊富に揃っています。スムーズな巻き心地と力強さがこのリールの最大の特徴で、不意にかかる大きなサイズの魚でも問題なく対応できます。横浜のボートでのメバル釣りでも大活躍。パックロッドと合わせてスーツケースに入れて、沖縄や北海道など旅行や出張にも持ち歩きました。アジングロッドと2000番リールよりも、旅先での釣りの幅が広がるので◎です。(伊藤)
公式サイト:ダイワ
2位 ジャクソン サーフトライブ STSLS-9062L+
サーフロッドです。これまでシマノのサーフ専用ロッド ネッサBBを使用していました(これも良い竿です!)。ただ、4000番のリールにPEライン1号を巻いて40gのジグを投げるより、3000番に0.6~0.8号を巻き、20~30gを投げる方が、僕の通うフィールドには向いているのかなと思い始めました。御前崎(静岡県)で開催されたツリマツリ2024。Jacksonのブースを見ていると、編集部の伊藤さんが「サーフトライブありますよ」と、囁きます。わずか5分で購入決定です。翌朝、サーフで釣りをしました。ネッサBBからSTSLS-9062L+に変えると飛距離は変わらないのに疲れにくくなった気がします。健康器具の宣伝みたいですが、これ本当です。まだ使い込んでいませんが、2025年のサーフのメインロッドになりそうな予感がしています。(井上)
公式サイト:ジャクソン
3位 bassday シュガペン
なんだかんだで今年一番、いろんな魚種を釣ったルアーです。フローティングミノー好きの僕は、これまであまりトップを投げることはありませんでしたが、今や不動のパイロットルアーになりました。70mmと95mm、さらに120mmが追加され、どのシーンでも最初に投げるルアーになっています。キビキビと動くドッグウォークがやる気のある魚を表層まで誘い出し、水面が割れる瞬間が最高に楽しい。シーバスはもちろん、港湾ではカマスやメバル、太刀魚まで飛び出しますし、120mmはサーフでシーバスやワカシ、ショゴ、サゴシ、ダツなども釣れます。表層でのバイトはテンションが上がりますし、とりあえず1匹釣れれば、その後の釣行にも余裕が出て、すべてがうまくいく気がします。(伊藤)
公式サイト:バスデイ株式会社
4位 シマノ アイスボックスEL ICEBOX EL 30L NX
クーラーボックスに3万円超え! そんなの「ないない!」と思っていましたが、周りのあまりに高い評価を聞いて購入しました。使ったその日、思ったのは「クーラー観が変わった!」。釣りに行き、一泊して「あ、クーラーに氷を入れないと」と開けると、あらかじめ入れておいた氷はほぼそのまま。僕の買ったELは3面真空パネル+発泡ウレタンで最大氷保持期間は4日ほど。すごいなシマノ。また、使いやすさも抜群でした。左右どちらからでも蓋を開け閉めできるため、車のトランクにのせた際など、向きを変えずに開閉できます。本当にすごい。以来、クーラーボックスは車の中に入れっぱなしで、旅行先で買ったお土産や道の駅で仕入れた野菜の保存にも使っています。ただ、家族にはクーラーボックスの値段は秘密にしています。(井上)
公式サイト:シマノ
5位 昌栄 ランディングネット ランディングフレーム ino プラス
こちらも河川や港湾のシーバス用に今年買い替えました。フレーム先端が少し凹んでいて、それだけなのですが、ランディングがすごくスムーズになりました。今年はこのおかげか、ランディング失敗はほぼなしです。同じく昌栄のBLACK SHEEP(ランディングシャフト)と合わせて使用しています。(伊藤)
公式サイト:株式会社昌栄
6位 スミス スプリットリングオープナーEX
言わずと知れた名作、スミスのスプリットリングオープナー。結局これが一番使いやすく、今年も2〜3本買い足しました。全てのタックルボックスに常備しています。今年、息子と夜釣りをしていた際、フックが息子の顔に刺さる事故が起きてしまいました……。その時も素早くフックをルアーから外して病院へ。大事には至らず安心しました。その後、スプリットリングの外し方を息子にレクチャーし、息子のタックルボックスにも追加しました。(伊藤)
公式サイト:SMITH
7位 SUNSKI 偏光サングラス
魚を探す釣りには欠かせない偏光サングラス。SUNSKIのサングラスはお手頃価格で高品質な偏光レンズが標準装備されています。
魚を探すのはもちろん、渓流釣りでは足元の確認にも役立ち、安全に歩くことができます。目や顔を守るために子どもにもかけさせていますが、価格が手頃なのでとても助かります。(伊藤)
公式サイト:SUNSKI
8位 Beach Access サーファーズウェットバッグ 50L
本来はサーフィン用のアウトドアバケツです。サーファーの方がウェアを入れているのを見て、「良いなあ」と思い購入しました(急に声をかけたのにも関わらず、メーカー名を調べてくれたサーファーの方ありがとうございました!)。主にサーフフィッシング後のウェーダー入れとして使っています。そのまま家に持ち帰り、このバケツに水を張って塩抜きをしています。乾いたらそのまま保管。冬のスキーでもブーツやゴーグルを詰め込んで運べるので、年中重宝しています。(井上)
公式サイト:Beach Access
9位 槌屋ヤック ロッドキーパー U-A4
車の外側にマグネットで取り付けるロッドキーパーです。シーバス釣りの時、地面に竿を置いて作業していたら痛恨のミスで竿先を折ってしまいました。子どもの頃から「竿先は丁寧に取り扱うように」と言われていたのに……。このロッドキーパーはマグネットで簡単に取り付けられ、竿を立てた状態で作業ができます。竿を車に立てかけると、風が吹いたり、ラインにテンションがかかると倒れますよね。このロッドキーパーがあると倒れない! まだ日が昇らない暗所での作業も効率的です。サーフ釣り前後の作業効率がかなり上がりました(釣果とは比例していません)。ただ、うっかり付けたまま走行し、紛失しました……。もちろん、すぐに再購入です。(井上)
公式サイト:TSUCHIYA YAC
10位 第一精工 ノットアシスト2.0
FGノットのアシスト道具です。FGノットが苦手で、釣り場では結ぶのを諦め、簡易ノットで代用するほどでした。今年は船釣りの機会も増えたので、今さらながら「しっかり組めるようになろう」と購入しました。購入したものの、苦手意識は克服できず、初回は挫折。しかし数回挑んでみると、不格好ながらも組めるようになってきました。根掛かりが多い新潟県の糸魚川サーフでは、何度も根掛かりしながらもノットが負けずにルアーを回収できました(最後はPEが切れたので断念)。2025年はFGノットの達人になっていることでしょう。(井上)
公式サイト:第一精工株式会社
楽しい思い出と共に進化する道具
2024年、皆さんの釣りはいかがだったでしょうか。たくさん釣りに行けた人も、行けなかった人も、たくさん釣った人も、そうでもなかった人も、きっと楽しい思い出ができたことでしょう。
それにしても、最近の釣り具の進化はすごいですね。小さな改良が積み重なり、年々使いやすくなっている気がします。また、これからは環境に配慮した釣り具も増えていくことでしょう。そういった製品も積極的に使っていきたいと思います。
それでは、2025年が皆さんにとって健康で楽しく、そして素晴らしい釣りができますように。良い魚がたくさん釣れますように!
カバー写真:鈴木利岳 モデル:Ricordo 鈴木孝寿(SUU)